イースターという名前は知っていても、意味を知らない方が多いと思います。
私も昔ディズニーランドに行った時に「イースター」をお祝いするイベントに参加しましたが、その時は何も知らなかったので、帰宅して調べた記憶があります。
季節の行事というのは自分自身が体験しない限り、なかなか調べたり知ろうとしたりしないですからね。これもそれと同じです。
もしかしたら、検索で来られた方も同様の体験をされて、興味が出てきたのかもしれません。
今回はイースターの由来や意味、2025年はいつの日のことなのか(何月何日?)、イースターエッグについてご紹介します。
イースターとは?
イースターとは、別名「復活祭」と言います。
イースターの意味は十字架にかけられて処刑されたキリストが復活した日のこと。
キリスト教徒にとってはとても重要な行事ですね。盛大にお祝いされている理由がよくわかります。
もう一つ意味としては、春になり冬眠から目覚めた動物たちが動き始めたり、植物が再び育ち始めたりするのを祝うお祭りでもあるのです。
ヨーロッパでは「ハッピーイースター(Happy Easter !)」と言い合いお祝いし、復活祭の前日の「グッドフライデー(Good Friday)」と復活最後の「イースターマンデー(Easter Monday)」はお休みになります。
2025年のイースターの日「復活祭」はいつ?
イースターの日「復活祭」はいつなのか?というと、「春分の日の後の、最初の満月の日の翌日曜日」のことです。覚えにくいでしょう(苦笑)。
次の満月の日の翌日曜日なので、早ければ3月下旬、遅ければ4月上旬になります(3月下旬~4月頃)。
では2025年のイースターはいつなのかというと、2025年4月20日(日)です。
2025年の春分の日は3月20日。この日から次に来る満月が4月13日(日)、その日曜日と言えば4月20日(日)になるのです。
春分の日が満月が過ぎてすぐの場合は、イースターはかなり遅い日になります。
満月がいつなのかを知りたい方は下のカレンダーをチェックしてみて下さい▼
イースターエッグについて
イースターには、新しい命が生れてくる卵が復活の象徴とされ、卵料理やごちそうを食べたり、卵に色を塗ったり飾ったりします。
家族でお祝いするのが一般的です。
ペイントした卵は「イースターエッグ」と呼ばれています。
そのイースターエッグを運んでくるのが、イースターの象徴であるウサギで「イースターバニー」と呼ばれています。
▲イースターエッグハント(卵狩り)の様子。子供の遊びの一つ。ディズニーランドやUSJでイベントが行われています。
▲エッグロール(卵ころがし)の様子。子供の遊びの一つ。
イースターの名物料理「デヴィルズエッグ」の作り方
イースターの名物料理と言えば「デヴィルズエッグ」です。作り方は簡単。普段から作っている方もいるのでは?
- ゆで卵の黄味を半分切る
- 黄味を取り出す
- マスタードやマヨネーズ、パプリカパウダーなどを混ぜる
- 混ぜたものを白身に詰める
まとめ
イースターの由来や2025年はいつなのか、またイースターエッグやデヴィルズエッグの作り方についてご紹介しました。
最近はテーマパークなどでイースターのイベントが行われるようになり、日本でも広まっていますね。
キリスト教徒は元々、土曜日が休みの日でしたが、イエス・キリストがよみがえった日である日曜日を「主の日」と呼び、仕事を休んで礼拝をするという日となり定着しました。
その為、日曜が休日となったのはイースターが起源なのです。
イースター本来の意味を知ることで、より興味を持てるようになりますね。
春になり華やかなお祝いの日「イースター」をイベントなどで取り入れるのも楽しそうです。
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