ホワイトデーは、バレンタインデーに貰ったチョコレートを男性が3月14日にお返しする日として定着しています。
ではホワイトデーはどのように始まったのか?、または何をお返しするのが良いのか?、その辺りが気になる所です。
今回は、ホワイト―デーの由来やお返しにおすすめなお菓子についてご紹介します。
ホワイトデーの由来
結婚が禁止されていたローマ帝国時代に、結婚を許可したバレンタイン司教が処刑されたのが2月14日。バレンタインデーの起源については以前書きました。
その1ヶ月後に、男女は改めて愛を近い結婚したという説から、愛が成就する日としてホワイトデーとして定められました。
2023年のホワイトデーも3月14日(火)です。
ホワイトデーは日本が発祥の地なのをご存知でしょうか?
ホワイトデーは日本が発祥
贈り物をいただいたらお返しするのが、日本人の伝統や慣わしがあります。その感性を元に日本のお菓子業界「全国飴菓子工業協同組合」が1980年に提案したことから生まれ、そして定着した風習です。
これはバレンタインデーのチョコレートと同じです。チョコレートを贈るのは日本だけなのです。これと同じく、ホワイトデーにはお菓子をお返しすると。
ホワイトデーという名前は「砂糖が甘いから」「砂糖の象徴の色が白だから」「マシュマロが白いから」など、色々な説があります。
お菓子会社のキャンペーンが起源になり、それが定着したというイベントが日本には多いですね。「ホワイトデー公式サイト」にはホワイトデーの誕生秘話なるものも載っています。
現在では、このホワイトデーが日本以外にも広まっています。中国や韓国、台湾などのアジアに定着しているのをニュースで見かけました。ただ、アメリカやヨーロッパでは見られない習慣です。
ホワイトデーにお返しするお菓子について
バレンタインデーのチョコレートを貰ったら、お菓子をお返しをする日が一般的です。最近ではなぜか3倍にして返すというのも定着しています。
義理チョコを貰い、それを3倍にして返すという、まるで「海老で鯛を釣る」かのような流れにもなっていますね。
年齢や相手の関係にもよりますが、お返しするのはお菓子が一般的となっています。
- クッキー
- キャンディー
- マシュマロ
- マカロン
スタートした1980年代当時はキャンディをお返しする日となっていましたが、今ではお菓子なら何でもOKという風になっています。
余談ですが、マシュマロはコラーゲンたっぷりのゼラチンが豊富で、食べると美肌効果も期待できるそうです。
また、喉や胃腸の粘膜に作用して炎症を抑える効果があるとも言われています。子供以外にもママにのおやつにも最適ですね。
ホワイトデーお返しランキング
- 1位:限定スイーツ
- 2位:チョコレート
- 3位:ケーキ
- 4位:クッキー
- 5位:アクセサリー
参考:フリーペーパーより
予想通りの順位ですね。1位から4位までがお菓子になっています。ケーキは日持ちがしないので、チョコレートやクッキーが一般的です。
女性はチョコレートを送りますが、チョコレートが好きなので、普段食べられないチョコレートをお返しするのも良いと思います。限定品が喜ばれそうですね。
たくさんの義理チョコを貰った方は、手作りクッキーやチョコなどを5~6個を小袋に入れてお返しするのはどうでしょう。最近100均(100円ショップ)では便利なプレゼント袋などが充実しています。
因みに私は関西在住なので「神戸フランツ」のチョコレートやお菓子をよくお返ししました。
まとめ
今回は、ホワイト―デーの由来やお返しランキング、おすすめのお菓子についてご紹介しました。
最近は、仲の良い友人にチョコレートを贈る友チョコが定着してるので、同性同士のお返しも増えています。
毎年新しいキャンペーンが行われ、少しずつ範囲が広がっているのを感じます。
関連:バレンタインデーの起源、日本と海外(英語圏)との意味の違い
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