1年で特別な行事なのがお正月です。ではお正月には一体何をするのでしょうか?
お正月はいつからいつまで?お正月の行事、元旦と元日の違いについてもご紹介します。
お正月の意味?いつからいつまで?
お正月の意味
お正月とは、新しい年の初めに、年神様を各家庭でお迎えし、新年の五穀豊穣や家内安全、無病息災を願うという意味があります。
食べるものや飾るものに、それぞれ意味があります。
年末に準備した飾りつけの記事に詳しく書いているので、それぞれ読んでみて下さい
お正月はいつからいつまで?
お正月とは、本来は新年の最初の月のことを表しますが、一般的には年神様が居る「松の内」を指します。
「松の内」とは1月1日から1月7日までを言います(又は1月15日まで。地方によって異なります)。松の内の期間に門松を飾ります。
元旦(がんたん)元日(がんじつ)との違いについて
漢字が似ている元旦と元日の違いについてご存知でしょうか?
元旦(がんたん)とは、「旦」という字を見てもわかるように、地平線から上る太陽を表す漢字が用いられていることからも、元日の朝を意味します。
また、元日(がんじつ)とは、1月1日のことで、年神様が運んできた服を掃き出してしまわないように、この日は掃き掃除は大休みという習慣がありました。
初夢とは、元日の夜から2日にかけてみる夢のこと
よく間違えがちなのが初夢です。
昔は年神様を眠らずにお迎えしたことから、元日の夜から2日にかけて、その年の初めて見る夢を言いました。
どちらかがわからなくあることが多いので、「31日から1日は徹夜でお迎えした」と覚えておけば、忘れずに済みますね。
「一富士、二鷹、三茄子」はとても縁起のよい夢だと言われています。「富士は無事、鷹は高く、茄子は事を成す」から来ています。
悪い初夢を見た場合は?
もし悪い初夢を見た場合は、「昨夜の夢は、獏(ばく)にあげます」と三回となるとOK。獏は夢を食べる幻の獣です。
良い夢を見るために、以前から宝船の絵や「獏」と書かれた紙を用意し、枕の下に入れておくと良いと言われています。
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