カレンダーを見ると、今日の月日と曜日がひと目でにわかることから、毎日の生活には欠かせないものとなっています。
この毎日使っているカレンダーは、太陽暦(新暦)に基づいて作られています。
太陽暦の意味と「いつから採用されたのか?」について、日本と外国(海外)の視点から詳しく紹介します。
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旧暦・太陰太陽暦についてもあわせて読んでもらうと、太陽暦との違いがよくわかります。
太陽暦とは?
カレンダーの毎日の月日は太陽暦によって作られています。
太陽暦とは、名前の通り太陽の動きを基準にした暦です。
太陽と直接関係があることから、季節の変化が月ごとにわかりやすくなっているのが特徴です。
暦やカレンダーは365日を1年にしています。
地球は太陽の周りを365.2422日かけて1周するので、その誤差を4年に1度、うるう年(閏年)として、2月29日に調整しているのです。
太陽暦はいつから始まったの?
太陽暦はいつから始まったのでしょうか?日本と外国(海外)の両方を紹介します。
太陽暦、日本はいつから始まったの?
太陽暦は1872年(明治5年)の12月3日から使われるようになりました。
江戸時代までは月を基準にした太陰太陽暦(太陰暦)を使っていたことから、それを旧暦と呼ぶように区別しました。
それに対し、新しく始まった太陽暦を新暦と呼ぶようにして、現在に至っています。
(沖縄や奄美地方の一部では、一部旧暦の風習が残っています。今でも旧暦のお正月「旧正月(春節)」を祝ったりしています。)
太陽暦、外国(海外)ではいつから始まったの?
外国(海外)では太陽暦のことをグレゴリオ暦と呼んでいます。
ローマ教皇グレゴリウス13世が旧暦(ユリウス暦)を改良させ、1582年10月15日から使われるようになりました。
そのグレゴリオ暦が1872年(明治5年)に日本に取り入れられることになったのです。
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