シルバーウィーク、以前は聞き慣れない名前でしたが、最近は定着してきています。
このシルバーウィークとはどのような意味なのでしょうか?また、2024年はいつになるのか?
その年によって大型連休になる時とならない時がありますが、その違いについても紹介します。
シルバーウィークとは?
シルバーウィークとは、9月下旬(18日前後)からスタートする連休のことです。
毎年暦によって大型連休になるか、3連休止まりかについては、その年の暦によって異なります。
※大型連休になるか?そうでないか?については下にまとめて書いています。
シルバーウィークという名前は、5月の大型連休「ゴールデンウィーク(GW)」と対になるように名付けられました。
敬老の日を含む連休になるのでシルバーという名前が使われたとも言われています。
シルバーウィークの起源は「ハッピーマンデー制度」から
シルバーウィークは昭和時代にはなく、平成時代に聞かれるようになりました。
その起源は、平成の法律の改正による「ハッピーマンデー制度」から来ています。
「ハッピーマンデー制度」とは、土曜日と日曜日、そして祝日を合わせることで3連休にし、普段よりも遠出をして余暇を過ごすようにつくられました。
もちろん3連休にすると、外食や乗り物など経済も大きく動きます。それも考慮して制定されました。気候もいいですからね。
ハッピーマンデー制度は、平成時代に2回法律が制定されています。
- 1つ目は「成人の日」と「体育の日」が「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」(平成10年法律第141号)で制定
- 2つ目は「海の日」と「敬老の日」が「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法のいち部を改正する法律」(平成13年法律第59号)で制定
この2つ目の法律改定により、9月の「敬老の日」は9月15日から、「9月の第3月曜日」に変更され、毎年3連休になるようになりました。
シルバーウィークが大型連休になるには?
シルバーウィークを大型連休になるには、「秋分の日」の曜日が大きく関係してきます。
「敬老の日」は上で紹介したように、必ず月曜日になりました。しかし「秋分の日」はその年の暦により決まります。
この「秋分の日」の曜日によって、大型連休になるか?そうでないかの違いが出てくるのです。
「敬老の日」が月曜日なので、土日月は必ず3連休になります。
そして「秋分の日」水曜であった場合、「敬老の日」の月曜と「秋分の日」の水曜に挟まれた火曜日が「国民の休日」ということになり5連休になります。
上のカレンダーは5連休になったシルバーウィーク2015年の例です。
※「国民の休日」は、祝日と祝日に挟まれた平日は、祝日になることから起こります。
シルバーウィーク2024年はいつ?何連休になるの?
では2024年9月は何連休になるのか?を下のカレンダーから見ていきます。
- 14日:土曜日
- 15日:日曜日
- 16日:月曜日「敬老の日」で祝日
- 21日:土曜日
- 24日:日曜日:「秋分の日」で祝日
- 23日:月曜日、振替休日で祝日
2024年は9月14日から16日が3連休、21日から23日が3連休と、3連休が2回続く形になります。
連休が続くのは嬉しいのですが、17日から20日は平日になります。
3日休み→4日平日→3日休みという流れ。