
選日の一つ「大犯土(おおづち/おおつち)・小犯土(こづち)」は悪いイメージがありますが、実際はどういう意味なのでしょうか?
大犯土・小犯土の意味や由来、この日にしてはいけないこと、調べ方、2026年はいつ?について紹介します。
※2025年については(この記事下の)アーカイブに移動しました。
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大犯土・小犯土とは?意味・由来

大犯土・小犯土とは、土の神様である「土公神(どこうじん)」が本宮や土中にいる時期にあたるため、土を汚してはいけない期間のことを言い凶日とされています。
そのため、犯土の期間中は土いじりをしてはいけないとされています。
土公神は土を司る神様で、季節ごとに居場所が変わります。春は竈門(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいると言われています。
前半が大犯土、1日間「間日(まび)」を挟んで、後半を小犯土、まとめて犯土(ぼんど/つち)と言います。
- 前半:大犯土
- 間日:(この日は例外で土を触っても良い日)
- 後半:小犯土
※「大槌/大土」や「小槌/小土」と書く場合もあり
ただし、大犯土と小犯土の間の間日(まび)のみ土を触っても良い日になります。
これら犯土は1年に4回訪れる土用(立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間)と密接に関係していることがわかります。
大犯土・小犯土にしてはいけないこと

大犯土・小犯土は土いじりは慎む日、土を汚すことの凶日であることから、この期間は以下の以下のようなことをしてはいけない、見合わせたほうが良いとされています。
- 動土:土を動かすこと
- 土木工事
- 築堤:河川や海岸などの堤防を土やコンクリートで築造すること
- 建築の基礎・土台を築くこと
- 土を動かす農業※
- 穴掘り
- 井戸掘り
- 種まき
- 伐木・伐採
- 建墓(けんぼ):お墓を建てること
※土を使わない農業であれば支障なし。
土をいじることに関連する仕事、特に土木工事が避けられる期間となっています。
結婚式や入籍は土いじりとは関係がないので全く問題ありません。
大犯土・小犯土の調べ方
大犯土・小犯土は「六十干支順位表」の番号7〜13の7日間を「大犯土」、番号15〜21の間の7日間を「小犯土」になります。
| 六十干支 | 犯土 | |
| 7 | 庚午(かのえうま) | 大犯土 |
| 8 | 辛未(かのとひつじ) | |
| 9 | 壬申(みずのえさる) | |
| 10 | 癸酉(みずのととり) | |
| 11 | 甲戌(きのえいぬ) | |
| 12 | 乙亥(きのとい) | |
| 13 | 丙子(ひのえね) | |
| 14 | 丁丑(ひのとうし) | 間日 |
| 15 | 戊寅(つちのえとら) | 小犯土 |
| 16 | 己卯(つちのとう) | |
| 17 | 庚辰(かのえたつ) | |
| 18 | 辛巳(かのとみ) | |
| 19 | 壬午(みずのえうま) | |
| 20 | 癸未(みずのとひつじ) | |
| 21 | 甲申(きのえさる) | |
「大犯土」は庚午の日〜丙子の日までの7日間、「小犯土」は戊寅の日〜甲申の日までの7日間。
丁丑の日は「間日」で、この日だけは土をいじっても良い日になります。
この14日間を現在の暦に当てはめたのが、下の「2025年大犯土・小犯土 一覧(月別カレンダー)」になります。
2026年大犯土・小犯土 一覧(月別カレンダー)
2026年の大犯土・小犯土14日間の始まりと終わりの一覧です。上の旧暦から現在の新暦に置き換えました。
時期は1年に6〜7回あり、約2ヶ月頃に訪れます。
| 大犯土 | 間日 | 小犯土 |
|---|---|---|
| 12月27日(土)〜1月2日(金) | 1月3日(土) | 1月4日(日)〜1月10日(土) |
| 2月25日(水)〜3月3日(火) | 3月4日(水) | 3月5日(木)〜3月11日(水) |
| 4月26日(日)〜5月2日(土) | 5月3日(日) | 5月4日(月)〜5月10日(日) |
| 6月25日(木)〜7月1日(水) | 7月2日(木) | 7月3日(金)〜7月9日(木) |
| 8月24日(月)〜8月30日(日) | 8月31日(月) | 9月1日(火)〜9月7日(月) |
| 10月23日(金)〜10月29日(木) | 10月30日(金) | 10月31日(土)〜11月6日(金) |
| 12月22日(火)〜12月28日(月) | 12月29日(火) | 12月30日(水)〜2027年1月5日(火) |
大犯土・小犯土 月別一覧:アーカイブ
大犯土・小犯土の2025年以前の情報については、下の記事にまとめています。
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